去年・今年のアニプレックスがゲームライターに頼りすぎな件

 元々、一昨年からアニプレックスは売上枚数が振るわないようになってきてピンチだなぁ、と感じていたのですが(このあたりは今年のアニプレックスのテレビアニメが本格的にヤバい件に詳しい)、去年と今年のタイトルを通してみると如何せんゲームライターに脚本を頼みすぎではないか、と思えてきます。

 以下に纏めてみました。

 各話脚本:タカヒロみなとそふと

代表作:『真剣で私に恋しなさい!!』『君が主で執事が俺で』等 

 共同脚本:高橋龍也(元Leaf

代表作:『To Heart』『雫』『WHITE ALBUM』等

  • 『世界征服 ~謀略のズヴィズダー~』(2014.01-03)

シリーズ構成:星空めておTYPE-MOON

代表作:『腐り姫』『サフィズムの舷窓』等 

ストーリー原案:虚淵玄ニトロプラス

代表作:『Phantom』『沙耶の唄』『鬼哭街』等

  • 『楽園追放』(2014.11)

脚本:虚淵玄ニトロプラス) 

シリーズ構成:高橋龍也 

原作・シリーズ構成:丸戸史明(企画屋)

代表作:『WHITE ALBUM2』『この青空に約束を―』『パルフェ』等

原作・脚本:都築真紀セブン・アークス

代表作:『とらいあんぐるハート』等

原案:虚淵玄ニトロプラス

シリーズ構成:海法紀光ニトロプラス

代表作:『GUILTY GEAR X』『ガンスリンガー ストラトス』等

脚本:打越鋼太郎スパイク・チュンソフト

代表作:『メモリーズオフ』『EVE new generation』等

脚本:林直孝(MAGES.)

代表作:『STEINS;GATE』『ROBOTICS;NOTE』等

脚本:麻枝准(Key)

代表作:『AIR』『CLANAAD』『リトルバスターズ!』等

 ここにゲーム原作を足せば『Fate/stay night』『P4GA』等が足されますし、ゲーム外脚本家とするなら『メカクシティアクターズ』のじんも入ります。

 こんなに外部ライターに頼ること自体由々しき問題だと思うのですが、頼ってなおヒット作品があまり生み出せていないあたりアニプレックスは大丈夫なのでしょうか。このまま衰退するのでは、と危惧しています。