静岡ってやっぱり不遇――アニメ不毛の地静岡、『BAR 嫌われ野菜』
シャウト失礼します。
『ローリング☆ガールズ』ですけど、個人的にはああいう作品が好きなのでとても楽しく観ております。主人公たちが東村山から有明に行き、続いて静岡に入ると思い、静岡県民の僕としては「久しぶりに静岡が舞台の作品が来たか」と興奮したものです。
しかし。
富士在住の僕が富士という文字が画面に映り興奮したのも束の間、EDの間で愛知県に突入。静岡篇は90秒のダイジェストで終了しました。
……え、酷くないか? 富士山をかけた山梨との闘争は絶対面白くなるエピソードなのに!?
そんな感情もありますが、静岡を舞台にしてくれるだけでも嬉しいものです。何故なら、静岡はアニメ不毛の地であるから。
前にもブログに書きましたが、静岡はそもそも人口の割にアニメをそんなに放送していない県です。そんな県を舞台にしてくださる作品というのは稀有なものでして、ここ数年連続して制作されているのは奇跡だと感じています。
まず、2012年4月期に下田市を舞台とした『夏色キセキ』と一部シーンで使われた『氷菓』。続いて2013年10月期に掛川市をベースとした『勇者になれなかった俺は、しぶしぶ就職を決意しました。』と一部シーンで使われた『ゴールデンタイム』、一篇で使われた『ガンダムビルドファイターズ』。2014年4月期には静岡市を舞台としたエピソードが放送された『魔法少女大戦』。あと『パンパカパンツ』もそうなんですがまぁ置いておいて、本作に至ります。
ですが、これらの半数は静岡で地上波放送していないことなんですね。『ロリガ』もまた然り。まぁ、扱いもあれだけなので別にいいんですけど、せめて『GBF』は放送してほしかったw
今期の静岡の深夜アニメラインナップですけど、『寄生獣 セイの確立』『四月は君の嘘』『冴えない彼女の育てかた』『ラブライブ!』*1『進撃の巨人』*2『暗殺教室』という現状でして、決して充実しているわけではありません。
しかし、そんな静岡ですけど、静岡放送の『パンパカパンツ』に続いて静岡朝日テレビがこんなアニメを作ることを発表しました。
まんきゅう監督キター! えー、ちなみに静岡朝日テレビは、金曜夜とニチアサしかアニメを流していない局なんですが、何故にこんなのを。藤原啓治さん、ムダだろ(褒め言葉)。
そんな感じですが、来期以降の静岡アニメ事情どうなるのでしょう、恐怖です。
シャウト失礼しました。