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ここが不死川書房(あの女のハウス)ね――『冴えない彼女の育てかた』第4話「予算と納期と新展開」

脚本:丸戸史明 絵コンテ:福田道生 演出:横田一平 作画監督:明珍宇作、中西和也

原作範囲:第2巻プロローグ~第1章途中、FD第2.5話

 原作第2巻の表紙は霞ヶ丘詩羽ですので、詩羽回が来るのは当然なんですが、オープニングアバンの「町田さんがキャスティングしたインタビュアー・TAKI」の話を聞いた途端に興奮して足を延ばしてぶつけ悶える様は素晴らしかったですね。原作小説の地の文は倫理君の一人称ですので、アニメという別メディアにするとこういうカメラワークも出来るのだなぁと感心しておりました。

 そして、オープニングテーマである春奈るなさんの「君色シグナル。」を挟んでAパート開始と相成る訳なんですが、遂に劇中アニメとしてあの霞詩子先生原作で松原穂積さんがキャラクター原案の『恋するメトロノーム』がアニメ化ですよ!しかも主人公・直人の役は水島大宙さん、沙由佳役は米澤円さんです。

 ……ここがあの女のハウスね……。確信犯じゃねーか、このキャスティング

 というのも、熱心な丸戸史明ファンなら当然お気づきでしょうが、『WHITE ALBUM2』の北原春希、小木曽雪菜を演じた両人を『恋メト』の2人にキャスティングするとは……。第0話の温泉回もある意味『WH2』のオマージュかな、と感じていましたがここまで攻めてくるとは思いもしませんでした。有難うございます。

 その後の詩羽とか町田さんとか、「もうこのままスピンオフコミックの『恋メト』まで映像化しろよ」と思うほどの出来でしたので、敢えて感想は書かないことにしておきます。まぁ、アニメ化されたら相楽真由役は生天目仁美さんになるんでしょうねぇ(確信)。

 で、Bパートなんですが、再びツインテビンタです。されたいです。加藤が地味にいたのは面白かったですね。あと、やっぱりえりりんと霞ヶ丘詩羽は仲がいいんでしょうか……。

 ラストの六天場モールに倫理君が「俺と行こうぜ!」みたいなある意味口説き文句を言うわけですが、今朝TLを見ていると、「クラスの中であんなこと言ってるのにクラスメートが気に留めないとかおかしい」という旨のツイートを見かけました。僕はこのツイートに反論したい。おかしくなくて、単にこれまで学校三大有名人に挙がるほどの奇行をしでかしてきた倫理君ですから、むしろ「気にしたら負け」「あいつが何をやってもそれは日常」とクラスメートはおろか全校生徒が思いを抱いているんだと思います。まぁ奇行と言っても職員室でオタク道を説く、図書室にラノベを置く、文化祭でアニメ上映会というくらいですから別に奇行でも何でも無くないか、と思うんですけどね……。あ、ちなみに僕は図書室にラノベを数十冊配架しました。アニメ上映会は案が却下されたので行えませんでしたが。

 そんな感じで第4話、個人的には共感もできるいい回でした。ただ、このペースだと第5巻も怪しいような……えりりん回無いじゃん!

 

英梨々「何よ霞ヶ丘詩羽! あんたのエピソード長すぎなのよ、あたしのエピソードに行けないじゃないの!」

詩羽「あら、澤村さん。あのエピソードはあなたにとって失態じゃないの? その一部始終をノイタミナなんて志の高い枠で放送してもいいのかしら」

英梨々「ただあんたみたいな腹黒が倫也にデレデレしてるの観せられるのもどうなのよ」

恵「まぁまぁ、二人とも」

詩羽「あれは私と倫理君の愛の結晶なのよ。負け犬のエセ幼馴染さんは黙ってなさい」

恵「落ち着いた方がいいと思うよ?」

英梨々「……恵ぃ……!」

恵「はいはい、落ち着いて。……先輩もちょっと落ち着いてください」

詩羽「……あなたこそ倫理君と六天場モールにデートだからって調子に乗ってるんじゃないわよ!」

恵「あ、いや、そういうわけじゃ……」