マイベストエピソード10選 敢えてノイタミナ以外で!

 ぎけんさんの企画「マイベストエピソード10選」に参加しようと思いつき、自分にとって「マイベスト」って何だろう? と考えてみました。すると思いつくのはノイタミナ作品ばかり……まぁ大好きだけども! ということで今回は敢えて「ノイタミナ以外」でのセレクトです。なのでこれまであまり語っていないタイトルばかりになったのでは、と思っています。

 

◆ マイベストエピソードとは?
「作品としてはベストに選ばないけど好きな話数」をコンセプトに、アニメ作品の好きな話数を選出し紹介する企画です。
※ コンセプトは強制ではありませんので気楽に考えてください


◆ マイベストエピソードのルール
・ 劇場版を除くすべてのアニメ作品の中から選出(配信系・OVA・18禁など)
・ 選ぶ話数は5~10個(最低5個、上限10個)
・ 1作品につき1話だけ
・ 順位はつけない

 

 では以下、レッツラゴーです。

脚本:雪室俊一 絵コンテ・演出:ゆうきしょう 作画監督:山内昇寿郎

 確か小学生低学年の頃、夕方枠の再放送で観た一話です。うっすら記憶に残っている『キテレツ』の中の一話。この話はサブタイ通りブタゴリラが同窓会を主催しようとして、コロ助を巻き込んだ波乱が起こるというもの。何故この一話を選んだのかといえば(今としては黒歴史も甚だしいですが)、僕がこのストーリーに影響されて同窓会をやろうとか友達と企画しはじめちゃったから。良く言えば感受性が高く、悪く言えば二次元と現実の区別がついていなかったんですね(・_・;) ちなみに友人たちの『キテレツ』視聴率は100%でした。流石静岡というべきか。

  • R.O.D -READ OR DIE-』第1話「読子さん、事件ですよ。」(2001年5月23日発売)

脚本:倉田英之 絵コンテ・演出:舛成孝二 作画監督石浜真史

 もともと本が大好きでした。なので本にまつわる本も大好きでして。『ビブリア古書堂の事件手帖』とか『出版社営業・井辻智紀の業務日誌シリーズ』とか。その流れで手に取ったのが『R.O.D』でした。――という前置きはさておき、原作をある程度読んだうえで挑んだOVAだったのですが、ねねねちゃんは!?という感想が第一。そして文字列では到底補完できない(僕が小説を読むときは脳内で映像に変換してるんですが、その演出方向性と異なると驚きがあるわな)エフェクトと演出、動くキャラクターたち。倉田さんも舛成さんも石浜さんも元々好きだったので、これはもう完敗ですわ、といった感じ。とにかく読んでから観るか、観てから読むか(いつの角川映画だ!)が重要な作品なのかなとは思います。さて、約10年ぶりの最新刊期待してますよ、倉田センセ!

  • 銀魂』第99訓「人生もゲームもバグだらけ」(2008年3月27日放送)

脚本:大和屋暁 絵コンテ・脚本:みなみやすひろ 作画監督:青木あさ子

 第98訓「ゲームは一日一時間」との前後編からなるストーリーです。Oweeと呼ばれた次世代型VRゲーム機でギャルゲーやパズルゲーム、ファンタジーゲームを楽しむ万事屋と真選組の面々。当時まだアニオタでなかったながら今でも記憶に残っているとにかくバカバカしい一話です。オープニングの「かさなる影」も最高なんですけどね! いわゆるジャンプアニメは結構挫折しているんですが(というのもバトルものがそこまで食指に触れるものではないので)、『銀魂』は稀有なものでギャグパートは長い期間観ていました。バトルが主な長編は本誌でもすーっと飛ばし気味でしたが。最近のジャンプはもう読む物が無くなってきたおじさんです……

  • 花咲くいろは』第13話「四万十の女~傷心MIX~」(2011年6月26日放送)

 脚本:岡田麿里 絵コンテ:安藤真裕 演出:橋本昌和 作画監督:鍋田香代子

  アニオタ、まだなりかけ。そんな僕が観てしまった一話です。それまでいわゆる萌えアニメというかラノベ系ばかり観ていたもので、キャラクターに対しての感情というのは「かわいい」であるとか「萌える」だったんです。ですが、この一話を観て「アニメでもそういう描き方がアリなのか!?」と感じまして。はい、もともと昼ドラとかあぁいうモノを親の目を盗んで観ていた子供でしたので大好物なのですこういうの。しかも母娘三代記! なんという爆弾を放ちよって! 大好きじゃこの野郎! もちろん『劇場版花咲くいろは HOME SWEET HOME』も大好物です。ごちそうさまでした。

  • まよチキ!』第7話「駆け落ちしよう」(2011年8月18日放送)

脚本:大知慶一郎 絵コンテ:及川啓 演出:ふじいたかふみ 作画監督:川島尚

  大正義水着回。うひゃっほーい! 当時中学生の羽海野さんのまわりで流行していた『まよチキ!』からのセレクトです。マサムネの参戦から加速して面白くなっていったこの作品も折り返しというタイミングで放たれた水着回。ヒロインたちが入り乱れての視聴者的には大興奮な一話となりました。……選んだ理由? 照れるスバルが可愛いからだよ、それだけ!

脚本:幾原邦彦伊神貴世 絵コンテ:幾原邦彦、山崎みつえ、中村章子、古川知宏 演出:幾原邦彦、山崎みつえ、中村章子 作画監督:西位輝美、進藤優、中村章子

  最初観たとき意味が分からなくて。それでも子供ながらに(中学生)面白いと感じたんですね。それでなけなしのお金でノベライズを買いに行く。でも文字列じゃ到底その面白さの理由にたどり着けなかったんです。アニメがアニメたる理由というか、意図せぬものが介入する可能性のある実写の映像とは異なって「映像の全てに制作者の手が入っている」アニメの底力を感じた一話でした。もう一周するとだいだいの意図がつかめてきて、「こうなのか?」と考えることが出来た。そんな体験ができたアニメはこれを入れても数作品しかまだ出会えていません。

  • ゆゆ式』第1話「高校生になりました」(2013年4月9日放送)

脚本:高橋ナツコ 絵コンテ:かおり 演出:橘正紀 作画監督:まじろ

 大久保瑠美さんが大好きなんですよ、ワタシ。そんな理由で観始めた『ゆゆ式』。実に健全な作品でしたので家のリビングで家族一緒に観ておりました。その中でも“This is Yuyushiki.”と言えるのが第1話です。何度観ているか分からないほど観てるんですけど、ゆずこの「ふっふっふー」「風にあおられた高速の花びらで鼻の頭『ふがっ』ってなれ!!」とか縁の「ぐねった! あーたおれる」とかが繰り広げられるオープニングアバンから大好きに詰まっている。意味がありそうでなさそうな摩訶不思議ゆゆ式ワールドは癒しでした。なのでこの一話を。

脚本:志茂文彦 絵コンテ:元永慶太郎 演出:江口大輔 作画監督:渡辺浩二

  一時間枠で再放送の方ではそろそろなのかな、と思っておりますが#17との前後編です。これまで宇宙で戦っていたザンネン5=チームラビッツがグランツェーレ都市学園――富良野での模擬戦に挑む、という物語。これまでも犠牲者は多く出ていたウルガルとの戦争ですが、学生という後輩たちを背に戦う彼らの姿には涙せずにはいられないでしょう! ここまで成長したのかザンネン5……。そして語らなければならないのはイズルと漫画版のイズルの邂逅(?)でしょう。カメオ出演とはいえ、漫画版といつ絡むんだと思えばこのタイミングで! あ、あとラダ様は残念だったね。

脚本:伊藤美智子 絵コンテ・演出:梅津泰臣 作画監督高橋しんや、松田勝巳、松本圭太 

  鉄道爆破。今公開中の『シン・ゴジラ』ではないですが、在来線爆破ってカッコいいですよね。梅津作品は掴みがイイんですよ、とっても。僕はこの一話で梅津作画のカッコ良さに目覚めたんです。作画スレとかに僕の名前が挙げられていたことが数回ありましたのでちょっと触れておくと、僕が好きなアニメーターの方はエフェクトが超絶巧い方なんです。その中でも群を抜いて大好きな梅津監督なんですが、その梅津作画の中でも一二を争うくらい好きなのがコレ(あと『A KITE』の第1話とかかな?)は。放送版は話数を経ることに残念な作画になっちゃいましたが、他にも第3話の塩谷直義×工藤昌史回が好きです。

  • 血界戦線』第10.5話「特別編 それさえも最低で最高な日々」(2015年6月13日放送)

構成・編集:依田伸隆 協力:内藤泰弘 

 「総集編だって……? 大丈夫、大丈夫……何が起こっても不思議じゃないこの世界、最終回が延期して総集編が入ったり、アニメーターが逃走するなんて普通のことじゃないか。そんな中でもこの一話はクールだったよね。アニメは何でも起こることが出来るけど、総集編という存在は避けることができない。もちろんそれは意図的に入れられることもあるけど、制作状況の悪化で差し込まれることもある。これは後者だったけど、それでもなおクールでファンキーだ。普通ならキャラクターがナレーションするだけで淡々と進められる。けど、この番組に普通はないんだ。そもそもヘルサレムズ・ロットに普通があるわけないだろう? 混沌とした素晴らしい世界と番組を彩る総集編。それがあってもいい。それを体現してくれた一話だった」

 

 つーわけで10選でした。ツッコミ所もあると思いますがそれはTwitterのリプライでどうぞ、という感じで。あまり大声で語らないながら好きな話数を選びました。次はオープニングエンディングとかのマイベストを選ぶ企画があれば楽しいなぁ! ではでは。