夏コミ『ノイタミナマテリアル』入稿しました

 こんにちは、お久しぶりです。羽海野渉です。

 夏コミの入稿が無事終わりましたので、ちょっとくだけた感じのブログ記事を書いていこうと思います。きちんとした入稿お知らせはこっちに書いてますので、確認していただければ。

 

①『ノイタミナマテリアル』入稿しました

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 はい、入稿しました。216ページもあるらしいです。我ながらよくやりましたね。

 きちんとした入稿お知らせはさっきリンク貼りましたので、ここでは正直「どうでもいいよそんなこと」な感じの記事を書いていこうと思います。

 2015年8月の夏コミで頒布しました『PRANK! Vol.1 ノイタミナ10周年評論集』はおかげさまで様々な方から反響をいただくことができました。その巻頭に掲載したラインナップガイドは、自分が書いておきながら続刊の際にも参考にするなど活用していまして。ただ、本の性質上『冴えない彼女の育てかた』までしか掲載できず、伊藤計劃三部作とか載せたいよね、とちまちま『Vol.2』くらいから並行してデータは作っておりました。で、今年の2月くらいだと記憶しているのですが、『Vol.4』を作りながら「次どうすっかなー」と夏コミ申し込み時に考えまして。そこで「ちょうど『冴えない彼女の育てかた♭』やるし」と安直な考えで、『ノイタミナマテリアル』の製作が決定したのです。はい。

 そういうことなので、実作業は2015年の秋ぐらいからインして、副編集長のなーるさん小菊菜さんが加わったのが2017年5月後半。そこから2ヶ月走って完成、と相成りました。つまり、半分以上僕が書いてますし、僕の手が加わっていないページはありません。ノイタミナファンの意地を見せられたかな、と思います。

 表紙イラストは天谷たくみさんにお願いしました。去年の夏くらい(『Vol.3』の編集末期だった気がする)にとらのあな秋葉原店で購入したノイタミナキャラのイラスト本『ミタイナノ』に一目惚れし、依頼した、という経緯だったりします。本当に綺麗&カッコいい表紙になりました。デザインをしたあげむらえちかとかいう人の仕事でイラストの良さが損なわれてなければ良いのですが……はい、デザインは今回もあげむら名義で僕が担当しております。『Vol.4』に引き続き、自分の好きな感じのデザインで誌面も彩りましたので、内容もですが、デザインも感想いただければクソ嬉しいです。

 2日目のK-21aでお待ちしております〜

 

②夏コミについて

 いつもなら新刊は2冊ですとか(去年は夏も冬もそうでしたね)、他のサークルのこれに寄稿してますとかあったのですが、今回ばかりはそうもいかなかった。それでも今年は『Vol.4』『ノイタミナマテリアル』の2冊に加えて『アレ Vol.2』に「清竜人論」寄稿しつつ校正協力しているので現時点で実質3冊やっているので、夏コミまで余力がありませんでした、はい。書くって言っておきながらスケジュール進行丸被りで参加できなかった何冊かの編集の方には頭が上がりません、申し訳ないです。

 「実質3冊ってお前、去年はもっと作ってただろ?」とかお思いの方、その通りです。去年は夏コミまでに7冊、冬コミまでに6冊と計13冊にタッチしておりました(自分のサークルが8冊、DTP編集が1冊、寄稿が4冊)。ですが、こんなことをずっとやっていたら身を滅ぼします。去年は一回倒れまして、医者に行ったら「過労」って言われました。まだ僕は20歳(当時19歳)です。今年はちょっと身を潜めて……はい、嘘です。単に仕込みでそんなにタッチできていないというかスケジュールがヤバいだけです。来年以降に色々作る予定ですので、どうかよろしくお願いします。もちろん、依頼は今もお受けしております!

 

③作業環境について

 ②まで結構真面目に同人について書いてしまったのでちょっと脱線します。

 『Vol.4』の入稿後、作業環境を一新しました。iMac買いました。

 それまで、VAIOで編集していたのですが、流石に5年前のノートパソコンだと発熱も凄まじいし、よくIndesignが落ちる。作業効率が悪かったので、この際デスクトップ買ってしまうか、とiMacに手を出しました(この数週間後に新型発表されて泣いたわけですが。まぁ情弱っぷりはどうしようもない)。そんなiMacで『ノイタミナマテリアル』を編集したのですが、サクサク進みますし、何より150%拡大でも見開き表示できるの最高。この作業環境で『Vol.5』も頑張ります。

 

④今期アニメについて

 例によって編集佳境丸被りで夏クール新番組の第2・3話が録画の後追いになっています。第1話はリアタイ頑張った。去年の『Vol.3』二冊同時刊行の編集佳境はマジで夏クールがほとんど追えない状況になったのですが、今回は副編集長二人の仕事によってそうもならず、楽しんでアニメ見ております。

 そんな中でも、アストルフォきゅんの姿にキュンキュンくる『Fate/Apocrypha』やエルネスティきゅんの姿にキュンキュンくる『ナイツ&マジック』、よしこの姿には何も感じないけどただただ面白い『アホガール』の3本は非常に良い。『アホガール』以外はショタに萌えているだけ感もありますが、『ナイツマ』、よくできたモノづくりモノなので本当に大好物です。『Apo』は弊カルデアに召喚できなかった英霊の姿を眺めるアニメ。

 『ザ・リフレクション』も非常に楽しいのですが、なかなかにカオスなスタッフ陣。日米英中韓とスタッフと製作委員会企業が入り組んでいて、そんなところでも注目しております。それをNHKが流すのか、スゲェ。