ライトノベルがバカにされるのって偏見以外の何物でもない

 色んなブログで色んなこと言われてますけど、僕個人の意見としては表題の通りです。年150冊くらいのラノベを読んでますけど、確かに酷い内容もあるし、文章的にも拙いものも多いです。でも、バカにするほどのものではない。苦手なものは苦手、好きなものは好きでいいじゃないですか、と思うんですね。

 よくネット上で槍玉に上がってるのが平坂読僕は友達が少ない』と野崎まど『野崎まど劇場』、倉田タカシ「夕暮にゆうくりなき声満ちて風」の各描写だと思うんですが、他にもあったらすみません。まず『はがない』は平坂さんもコメントしている通り、席順を文章でも表せたけど最適の選択として図解することを選んだだけ。『野崎まど劇場』は読んでくだされば分かりますけど、ああいう独創的なものを楽しむものですし、倉田タカシさんはそもそもラノベじゃなくてSF小説です面白いんで是非一読を。

 そんなちゃんと読んだわけでもないのに批判してるってのが丸解りなので、やはりこういうのは偏見以外の何物でもなく、ただ理由をつけて批判したいだけのアンチが騒いでるだけなんだろうなぁ、ということに尽きます。

 まぁ、『スレイヤーズ!』とか『ロードス島戦記』時代のラノベ読みが今のラノベ読んだら「最近のラノベは」というのも分かりますし、『ブギーポップ』や『イリヤの空』時代のラノベ読みが(ry

 僕も最近の俺TUEEEブームには置いていかれてますけど、何シリーズかは面白いと思いますし、最終的には順応力と好みの問題だと思います。うん。

 アニメも漫画もゲームもネットもアングラなものですし、そういう非大衆的文化を虐げることで自称一般大衆の皆様方は優越感に浸ろうとする。それはどの時代も変わりませんし今後も変わることはないでしょうから、ラノベがバカにされることはいつまでも続くのではないのかな、と考えてます。

 要は、読んでない奴は批判するし、批判する奴が消えることもないから無視しましょう、ってことです。

 

――この一年間に刊行されたオススメラノベ一覧――

 こういうバカらしいエッチ系コメディ好きです。

 映画館と女学生って映えますよね。

 こんな先輩が欲しかった。

 これの第3巻が出ないのは何かの間違いですよね?

青春離婚 (星海社FICTIONS)

青春離婚 (星海社FICTIONS)

 切なくて、淡い恋模様。

 森橋ビンゴの本気だぁ……。

 ラブコメと創作モノって合体させたもの、良作ぞろいですよね。

生ポアニキ (オーバーラップ文庫)

生ポアニキ (オーバーラップ文庫)

 このアニキに、全米が泣いた

 淡い恋愛を書かせたら右に出るものがいない作家と漫画家の夢のタッグ。

四人制姉妹百合物帳 (星海社文庫)

四人制姉妹百合物帳 (星海社文庫)

 キーワードは剃毛。

 デビュー作とは180°違う爽やかだけど後味残るラブコメ